EU指令とは(CEマーキング関連指令一覧表)

欧州(EU)指令とは

欧州指令(EU Directive)とは、欧州委員会から加盟国に向けての”指令”であり、加盟国はこれを受けて国内法を批准しなければなりません。CEマーキングに限らず、様々な指令が発表されています。(CEマーキング関連指令一覧表は下記)CEマーキング関連指令は、インターネットで閲覧、ダウンロードできます。

EU指令(CEマーキング関連指令)がまとめられているページ

目的のページは、欧州委員会のホームページから入っていくことができます。下記にそのリンクをリストアップします。

1.European Commission (欧州委員会)のホームページ
2.Internal Market(EU内市場)ページ
3.Single Market Strategy(単一市場戦略)ページ
4.
CE marking の ページ
5.Manufacturers のページ

Manufacturersページ内の Product  groups の下に、各指令の情報が記載されています。


CEマーキング関連指令一覧

略号番号タイトル
AIMDD90/385/EECActive implantable medical devices
能動埋め込み式医療装置
GAD2009/142/ECAppliances burning gaseous fuels
ガス燃焼機器
2000/9/ECCableway installations designed to carry persons
人用ケーブルカー
CPRRegulation (EU) No 305/2011Construction Products
建築用品
ErP2009/125/ECEco-design of energy related products
エコデザイン
EMC2014/30/EUElectromagnetic compatibility
電磁両立性
ATEX2014/34/EUEquipment and protective systems for potentially explosive atmospheres
爆発雰囲気中で使用する機器と防護システム
2014/28/EUExplosives for civil use
民間用爆薬
92/42/EECHot-water boilers
ボイラー
IVDD98/79/ECIn vitro diagnostic medical devices
体外診断機器
LD2014/33/EULifts
リフト
LVD2014/35/EULow voltage
低電圧機器
MD2006/42/ECMachinery
機械
MID2014/32/EUMeasuring Instruments
(法定)計量機器
MDD93/42/EECMedical devices
医療機器
2000/14/ECNoise emission in the environment
環境ノイズ(工事)
NAWI2014/31/EUNon-automatic weighing instruments
非自動はかり
PPE89/686/EECPersonal protective equipment
人体保護具
PED2014/68/EUPressure equipment
圧力機器
2013/29/EUPyrotechnics
花火
RED2014/53/EURadio equipment
無線機器
RCD2013/53/EURecreational craft
遊戯用ボート
RoHS2011/65/EURestriction of Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment
電気・電子機器における有害物質の使用制限
TOY2009/48/ECSafety of toys
玩具
SPVD2014/29/EUSimple pressure vessels
単純圧力容器

指令番号末尾の
EUとは、European Union(欧州連合)
ECとは、European Community(欧州共同体)
EECとは、European Economic Community(欧州経済共同体)
の時代の指令を表しています。もちろん今現在も有効です。

指令は、基本的にはプロダクトグループに分けられていますが、用途や使用環境によって該当する指令(ATEX指令など)もあります。

CEマークを表示することは、該当する指令にもれなく適合していることを示します。該当する指令は一つだけとは限りません。

一般的な電気・電子機器は、低電圧指令、EMC指令、RoHS指令に該当すると考えられます。

RoHS指令の適用範囲は、『すべての電気・電子機器』であり、適用除外に該当しない限りすべてRoHS指令に該当します。

各指令には、適用範囲が記載されています。適用しない製品についても各指令に記載されています。

どの指令に該当する/該当しないか、メーカーの責任において決定しなければなりません。


指令どうしの関係性に注意してください

例えば無線機器指令は、EMC指令と低電圧指令を内包しています。無線機器指令と、EMC指令・低電圧指令を同列に適合宣言することはありません。無線機器は、通常であれば、無線機器指令、RoHS指令に該当すると考えられます。

例えば機械指令は、低電圧指令の安全要求事項を機械に適用できるようになっており、機械の適合宣言書では低電圧指令に言及しません。(機械指令ガイド§222)

例えばEMC指令は、他の指令に該当しその中でEMCに関してより具体的に定められている場合、EMC指令には該当しないと記載されています。(EMC指令第2条3項)

より具体的な製品グループの指令が優先するようです。


2017-03-24

TOPIX

  • 該当する指令を調べて決定する
  • 製品は該当する指令に適合しなければならない
  • 多くの製品は複数の指令に該当する
  • 指令どうしの関係性に注意する

おことわり

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